ヘアスタイルやライフスタイルで美容院は選ぶもの!格安サロンと高額サロンの違い

美容室の料金の差ってなぜだか知っていますか?
同じカットなのに1,000円カットから8,000円くらいまでの差があります。
この価格に大きく影響しているのが実は時間なのです。
特に1,000円から4,000円くらいまではタイムコスト。
4,000円以上になってくるとトップスタイリストやディレクター、はたまた都内の有名な青山などにあるサロンでカットをするなど付加価値的なものがあります。

それでは高額なサロンから詳細をみていきましょう。

高額サロン

都内有名サロン

都内の青山や原宿あたりだとカット料金は6,000円が普通でディレクタークラスになると8,000円とるサロンもあります。
日本で一番有名で日本のカットを広めた第一人者とも言えるPEEK-A-BOOの川島文夫氏で8,000円とります。
川島氏は実際カット技術もハイクラスなので純粋にカットの技術に8,000円は納得できます。
※川島氏の回し者ではありません。

あとはステータス的なものが大きく金額に影響されているのが現状です。
「有名な青山のサロンで雑誌などにもよく出てくるような美容師さんにカットしてもらった!」
これだけで人というのはステータス感を高めることができるのです。

地方都市のサロン

地方都市のサロンも負けません。
接客や技術力など日々切磋琢磨しています。
特に技術は美容のコンテストが年間数多く開催されるので、そういったところでも腕試しをします。
賞をとるとそのサロンの看板美容師として活躍でき、お客様もたくさんつきます。

これらのサロンはステータスはもちろん今流行りのヘアスタイルを抑えているので、時代遅れなスタイルになることはまずありません。
なので、今っぽいヘアスタイルを求めるならそれなりのサロンを探し、お気に入りの美容師さんにお願いするのが一番です。

コスト

高額な美容院では必ずアシスタントがいます。
このアシスタントに支払われるお給料分も金額に含まれてきます。
アシスタントはスタイリストのアシストをしながら日々勉強をし、早いところでは2年、青山や原宿といった有名美容院だと5年位修行を積みます。
その間にもカットモデルを探し、ゆくゆくはそのモデルさんたちに自分のお客様についてもらうようなこともします。

格安サロン

格安サロンの場合、ほとんどがメンテナンスの位置づけで営業しています。
ここにはタイムコストが大きく関係しており、高額サロンが1時間で1人平均4,000円の売上を上げることができるなら、1,000円カットでは1時間で4,000円を売り上げるには4人カットしなければいけません。
このように人数をこなすためには高額サロンと同じような技術サービスでは無理なので、ヘアメンテナンスという位置づけで営業しています。

ヘアメンテナンスとは?

ヘアメンテナンスとは通常お気に入りの美容院でカットをしてもらいます。
でも、1ヶ月とか経つとヘアスタイルの形が崩れてきます。
その崩れたヘアスタイルを見れる程度に整えるのがヘアメンテナンスです。
また、サラリーマンの方など急な接待や営業、出張が入ったときに、髪型がボサボサだとお客様に失礼になります。そんなときも格安サロンでササッとヘアスタイルを整えて上げることができるのです。

特にメンズのサラリーマンは髪が耳にかかるのを良しとしない風潮が強いです。
なので、駅や空港のラウンジや商業ビル、スーパーなど人々が毎日使うような場所にこうした格安サロンが営業しています。

コスト

格安サロンの場合アシスタントがいるところは稀です。
なぜなら仕事のほとんどがカットオンリーだからです。
そのためアシスタントの手をかりるようなパーマやカラーリングがありません。
いかにコストを低く抑えて利益を出すかに特化した美容形態とも言えるでしょう。

最近はこうしたメンテナンスサロンで上場するサロンも出てきました。
これも低コスト、利益優先だからこそできたことです。

結局高額サロンと格安サロンって何が違うの?まとめ

高額サロンは、つまり流行りのヘアスタイルや自己満足感を高めるところです。
またいろいろな要望も聞き入れてくれるので美容院本来の姿のサロンと言っても良いでしょう。

反対に格安サロンの場合ヘアメンテナンスを謳っていますので、流行りのデザインスタイルやカラーリング、パーマなどの注文ができません。
あくまでメンテナンスです。
ヘアメンテナンスがどこからどこまでがメンテナンス範囲なのか?線引きをすることがお客様には難しいと思いますが、サロンに行ってみて美容師に注文してみれば美容師側が勝手に線引きをします。
無理にデザインスタイルを注文したところで、格安サロンではタイムコストがかかっているのでしっかり時間内に終わらせます。

美容の報酬は出来上がったスタイルに対してではなく、施術にかかった時間や労力に支払われるものです。なのでこうしたサロンでの無理な注文は悪い結果を生み出します。
なので、この点だけは気をつけたほうが良いでしょう。

こうした美容院の使い方は、いつもは行きつけの美容院に行きつつ、急なお仕事や用事ができたときに格安サロンでササッと整える程度というような使い分けが良いです。

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