ヘアケアの基本は保湿!しかし例外があることを覚えておこう!

ヘアケアの方法は多々ありますが、保湿こそ「基本」と考えてよいでしょう。
なぜなら、髪の毛に潤いをもたらすこと・保つことは、良いことばかりです。

そこで、なぜ髪の毛に保湿が良いのかや、実は保湿があまりよくないシチュエーションについてなど、今回はヘアケアと保湿についてを紹介しましょう。

なぜヘアケアの基本が保湿なのか

乾燥が髪の毛に大きな負担を与えるから

ヘアケアの基本は保湿です。
なぜなら、乾燥こそ髪の毛にとって好ましくない状況だからです。
乾燥した状態の髪の毛は、ダメージを負いやすいです。

紫外線はおろか、冷えた空気さえ乾燥した髪の毛にとっては「敵」です。
例えば、乾燥した状態で長らく紫外線の強い外に長時間いれば、当然ですが髪の毛には紫外線が降り注ぎダメージを与えます。

いわば潤いとは髪の毛のバリアです。
そのため、保湿が重要になります。

栄養不足で髪がパサつく

潤いだけではなく、栄養成分が不足している髪の毛はパサつきます。
ここでポイントとなるのが保湿の方法です。
ヘアケアの基本は保湿だとお伝えしましたが、保湿の方法によっては髪の毛に更なる負担を与えることになりかねません。

具体的には、栄養成分が含まれている美容液等での保湿ではなく、水での保湿です。
確かに水分は潤いをもたらすものです。
しかし、水道水の場合すぐに乾いてしまいます。
ましてや髪を労わる成分も含まれていません。

そのため、ヘアケアの基本は保湿ではありますが、厳密には「栄養成分による保湿」です。
水分であれば何でもよいものではありません。

水では保湿にならない!その理由とは?

栄養成分が含まれていない

水道水には栄養成分が含まれていません。
そのため、どれだけ髪の毛に水道水を塗布しても、濡れこそすれ栄養成分を保つことはできません。
つまり、保湿ではありません。
あくまでも「濡れただけ」であって、栄養成分を浸透させている行為とは異なります。
これは汗も同様です。

保湿とは髪を濡らすことではなく、潤いを髪に閉じ込めることです。
水道水や汗は髪の毛に良い成分ではありませんので、それらでどれだけ髪の毛を濡らしたところで、保湿にはなりません。

乾きやすい

水道水では保湿になりません。
その理由の一つに、水道水や汗が乾きやすい点にあります。
髪に良い成分が含まれていないのです。
周囲の湿度次第ではすぐに乾いてしまいます。
つまり、更なる乾燥を招いてしまいます。

トリートメントで栄養成分を髪に浸透させてから乾いた髪の毛は、お伝えしたようにバリアが張られている状態です。
潤いを閉じ込め、かつその潤いが紫外線や乾燥から髪の毛を守ります。
しかし、普通の水分はバリアにはなりません。

むしろダメージを負うことになる

普通の水では保湿にならないどころか、むしろ髪の毛にダメージを与えてしまうことになります。
なぜなら、髪の毛は濡れている状態は実は髪の毛の「防御力」が低下している状態です。

例えば、整髪料で濡らしているのであれば、整髪料が髪に塗布された状態なので異なりますが、一般的な水分では防御になりません。
むしろ、濡れている状態で空気や紫外線に長くふれると、髪の毛そのものが痛みます。
だからこそ「すぐに乾かす」も大切なヘアケアとされています。

お風呂上り、いつまでも濡れた髪の毛でいるのではなく、すぐに乾かすことも大切なヘアケアとされているのはそのためです。
基本的に、「濡れた状態」は例えトリートメント後でも好ましくありません。

ヘアケアの基本!保湿のポイントとは?

すぐに乾かす

お伝えしたように、髪の毛にとって濡れている状態は好ましいものではありません。
例え高額な保湿トリートメントをふんだんに使用しても、効果を発揮するのはしっかりと乾かしてからであって、濡れている状態では保湿トリートメントの力は発揮できません。
そのため、すぐに乾かすことが大切です。

乾かし方のポイントもある

保湿トリートメントを使用した後はすぐに乾かすことが求められるのですが、乾かし方の問題もあります。
具体的には、力任せなタオルドライはかえって濡れている状態の髪の毛に摩擦でダメージを与えることになります。
ドライヤーも、いきなり高熱を当ててしまうとやはりこちらも大きなダメージを与えてしまいかねません。

タオルドライを行う際には優しくなでるように、ドライヤーで乾かす際にもまずは冷風で水分を飛ばす。
これらはヘアケアの基本です。
つまり、保湿ヘアケアではまずは優しくタオルドライを行い、冷風にて水分を飛ばしたのち、熱風で髪をセットしながら乾かす。
この流れを覚えましょう。

まとめ

ヘアケアの基本は保湿ではありますが、保湿とは決して水を付ければよいものではありません。
栄養成分を「髪の毛の中に閉じ込める」の考え方が求められます。

力任せなタオルドライやいきなり熱風を当てるドライヤーでは、閉じ込めるどころかかえって髪の毛にダメージを与えかねません。
保湿とは、正しい髪の乾かし方も含まれているのでしっかりと覚えておきましょう。

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