メンズの髪のチリチリの原因は?すぐに治す方法を紹介

もともとストレートで綺麗な髪だったはずが、「年齢を重ねたりヘアスタイルを変えたりしているうちにチリチリになってしまった」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
髪がチリチリになってしまうのは、加齢のほか、パーマやカラーリング、スタイリングが原因になっていることもあります。
そこで、メンズの髪がチリチリになる原因や、チリチリの予防法や改善方法を紹介します。

メンズの髪がチリチリになる原因


メンズの髪がチリチリになる原因は、髪が傷んでいること、加齢などが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

パーマやカラーの薬剤

パーマやカラーリングに使われる薬剤は、強力なアルカリ性が一般的です。
一方、人間の髪は、健康な状態だと弱酸性です。
強力なアルカリ性の薬剤を使用することによって、髪がアルカリ性に傾き、チリチリになってしまうことがあります。

毎日ヘアアイロンを使っている

毎日ヘアアイロンを使っていると、髪がチリチリになることがあります。
ヘアアイロンで髪表面のキューティクルが剥がれてチリチリになるほか、熱が原因で髪が乾燥したり、毛質が変わったりすることがあります。
さらに、髪が絡まっていたりくせ毛だったりする方は、無理やりヘアアイロンでストレートにすると髪に負担がかかり、ダメージが大きくなるでしょう。

年齢とともに髪質が変わる

パーマやカラーリングをしていない、ヘアアイロンを使用していないにも関わらず髪がチリチリしている方は、年齢により髪質が変化した可能性があります。
年齢を重ねると髪が生え変わるサイクルが乱れたり、細くなったり、髪の内部にある脂質の量も減ったりします。
そのため、ツヤがなく細い髪が増えることが特徴です。
また、年齢を重ねると外部刺激による髪へのダメージを修復できず、髪が傷みやすくなるでしょう。

遺伝によって髪がチリチリになることもある

髪にダメージを与えるようなことをしていなくても、髪がチリチリしている、縮れているという方もいるでしょう。
髪にダメージを与えていなくてもチリチリしている方は、遺伝的な原因が考えられます。
遺伝により毛穴が歪んでいる方は、髪がストレートに生えないため、チリチリに見えることがあります。

毛穴に汚れが詰まっている

頭皮の毛穴に汚れがたまって酸化すると、うねった髪が生えることがあります。
チリチリしているように見えたり、ハリがなかったりすることから、スタイリングしにくいでしょう。

簡単にできる!チリチリした髪を改善する方法


髪がチリチリしている場合、シャンプーを変える、トリートメントをするなどの方法でセルフケアできることがあります。
自宅で簡単にできるチリチリ髪の改善方法を紹介します。

髪に優しいシャンプーを使う

メンズが使うシャンプーは、洗浄力が強いものが多いです。
しかし、アミノ酸系のシャンプーを使うことで、頭皮を優しくケアできます。
アミノ酸系のシャンプーは、頭皮や髪と同じ弱酸性で作られているため、髪にダメージを与えずに洗うことが可能です。
髪のダメージを抑えて、チリチリを予防する効果が期待できるでしょう。

夜にシャンプーをする

朝にシャワーを浴びるついでに、シャンプーをするという方も多いのではないでしょうか。
しかし、シャンプーは夜に行うことが大切です。
1日で分泌される皮脂が酸化し、毛穴が詰まることがあるため、1日の汚れをしっかりと洗い流します。
1日で分泌された皮脂を、しっかりと洗い流しましょう。
髪や頭皮の細胞を修復するホルモンは、夜間に分泌量が増えます。
細胞を修復するホルモンが分泌されるタイミングで、頭皮が清潔な状態になっていれば、髪や頭皮の健康にもつながります。
なお、朝にシャンプーをして皮脂を洗い流すと、昼間に紫外線やホコリといった外部刺激のダメージを受けやすくなるため注意が必要です。

メンズもトリートメントをする

髪のカラーやパーマをしたり、ヘアアイロンを使ったりしているためチリチリになっている方は、髪の保湿効果が期待できるトリートメントを使いましょう。
髪の内部のタンパク質の補修ができるアミノ酸や、コラーゲンが配合されている商品がおすすめです。
髪のハリやコシがない方、細い髪が増えたと感じる方は、ケラチン配合のトリートメントを使用すると良いでしょう。

チリチリした髪を抜かない

髪がチリチリしていると、髪を根元から抜いてしまう方も多いでしょう。
しかし、髪を無理に引き抜くと、周辺の毛根まで傷つける可能性があります。
毛根が炎症を起こすと健康な髪が育たなかったり、髪が生えなかったりするため、チリチリが気になっても抜かないことが大切です。

髪のチリチリが治らないときはプロに相談しよう


髪がチリチリになる原因は、パーマやカラー、ヘアアイロンの使用などが挙げられます。
パーマやカラーリングに使う薬剤は、ダメージを与えにくいものが発売されていますが、短い期間に何回も薬剤を塗れば髪は傷みます。
1回チリチリになった髪は元に戻りにくく、カットしたうえで髪に負担がかからないようにケアをしなければなりません。
美容室で改善を提案してもらえるため、チリチリを直したいときはプロに相談しましょう。

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