育毛剤を利用するとフケが増えるという噂は本当なのか

育毛剤の存在は、薄毛や抜け毛で悩んでいる人にとって悩みの改善はもちろんですが、心の拠り所となるなど大きな存在感を発揮していますが、育毛剤に関しては様々なタイプが登場していると共に、噂も出回っています。
その中でも特に多いのが「フケが増える」というものです。
頭皮や頭髪の悩みの改善のために育毛剤を使用しているのにフケが出る。
これでは本末転倒ですが、果たしてこの噂は本当なのか、様々な点から調べてみました。

育毛剤を使用するとフケが出るという噂について

フケが増える育毛剤もある

育毛剤を使用するとフケが増えるという噂は事実です。
正確には、「フケが増えてしまう育毛剤もある」です。
育毛剤も多々登場しています。
それぞれ特徴が異なるもので、開発・製造メーカーが独自メソッドによって育毛剤を開発・生産・販売していますが、使用することでフケが増えてしまうものがあるのも事実です。
もちろん体質との兼ね合いもあるのですが、フケが増えてしまうタイプの育毛剤を使用する時には、フケのケアも考慮する必要があります。

なぜフケが増えるのか

ではなぜフケが増えてしまうのか。
その理由は実は一つではありません。
まず挙げられるのが洗い流さないタイプの育毛剤の場合、頭皮に育毛剤が残ってしまいます。
そして育毛剤が乾くとフケになってしまうケースです。
つまり、厳密にはフケではなく育毛剤の乾燥したカスになるのですが、乾燥体質の人の場合、育毛剤の乾燥と共に自らの頭皮も乾燥し、皮膚・皮脂が剥がれてフケとなります。
また、頭皮に合っていない育毛剤を使用することで頭皮がかぶれるなど炎症を起こしてしまうと、乾いた時にフケとなってしまいます。
育毛剤は頭皮や毛髪に良い影響を与える一方で、頭皮に塗布しますので、その影響でフケが出てしまうのです。
特に体質に合っていない場合、かゆみも出ますので、ついつい掻いてしまい、切り傷になってただれる。そしてただれた部分が乾燥した際に角質化した皮膚がフケとなって落ちてしまうのです。

フケが出ないタイプの育毛剤とは

洗い流すタイプの育毛剤であればフケは出ません。
例えばシャンプータイプの育毛剤などがこちらに該当します。
育毛剤を使用した後に洗い流す、あるいは頭髪を洗浄することで育毛剤の残りカスが出ることを防ぎます。
また、体質に合っている育毛剤であれば痒くなるリスクが低いので、被れる可能性も軽減され、フケも出にくくなります。

フケを出さない育毛剤の使い方

体質に合った育毛剤を使用する

先に体質に合っている育毛剤であればフケが出にくいとお伝えした通りです。
育毛剤は様々なタイプが登場していますので、自身の頭皮に合った育毛剤もあれば、合わない育毛剤もあります。
合う合わないは使用してみなければ分からない部分もあるのですが、頭皮や頭髪に合った育毛剤であればフケは出にくいです。

育毛剤だけに頼らない頭皮ケア

頭皮のケアを育毛剤だけに頼るのではなく、他の方法にて乾燥を防止することでフケは防げます。
基本的に、フケの原因は乾燥です。液体であればフケにはなりませんが、液体が乾くことでフケとなってしまいます。
思い出してみてください。
お風呂から出た直後はフケなど出ないはずです。
それは頭皮に十分な潤いがありますので、頭皮の皮脂・角質が剥がれないのです。
つまり、頭皮の潤いを意識していればフケは防げます。洗い流さないタイプの育毛剤の場合、時間経過とともに乾燥してしまうのですが、例えば、ヘア化粧水等を活用するなどして乾燥を防ぐこともできます。
育毛剤だけに頼るのではなく、育毛剤以外のアイテムを活用して乾燥防止を心がけてみましょう。

育毛剤の使用後のシャンプーのポイントを抑える

育毛剤を使用するということは、頭皮に液剤を塗布します。
頭皮にとっては「異物」になることから、拒否反応を示してしまうケースもあれば、残った液体が乾燥してフケとなるケースもあります。
そのため、育毛剤を使用した後のシャンプーが重要です。
特に心がけるのはそそぎです。
力任せに頭皮を洗い、異物を取り除くのではなく、そそぎです。
シャワーの水圧を上手く活用して異物を取り除くことがポイントで、そそぎが足りないと液剤が残り、乾燥してフケとなってしまいますので、育毛剤を使用するとフケが増えると感じている人は、そそぎに力を入れてみましょう。
そそぎをしっかりと行うことで防げるフケは多いです。

まとめ

育毛剤を使用するとフケが増えるという噂は決して嘘ではありませんが、必ず増えると断言できるものでもありません。
あくまでも育毛剤使用者の環境やライフスタイル次第です。
特にそそぎです。
育毛剤を使用した後のシャンプーでのそそぎを時間をかけて行うだけでフケが防げたとの声もあります。
基本的に、フケは乾燥に起因するものです。薄毛対策に相通ずる部分ですが、出来る限り頭皮を乾燥させないこと、そして乾燥した際にフケになるようなものを残さないことが大切です。

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