お洒落の定番として定着しつつあるソフトモヒカン。
ソフトモヒカンとは従来のモヒカンほどタイトではなく、刈り上げとするのですが少々エッジの効いたヘアスタイルであることから、学生のオシャレとしてはありでも、社会人としては厳しいのではないかとのイメージを抱かれています。
そこでソフトモヒカンについて、なぜイメージが悪いのかやどこまでがOKなのか、掘り下げてみるとしましょう。
目次
なぜモヒカンのイメージが悪いのか
アウトローなイメージが残っている
ソフトモヒカンではなく、モヒカンのイメージはお洒落かは抜きに、「社会人としては厳しい」が多くの人々にとっての共通認識です。
その理由として、モヒカンは少々アウトローなイメージがあります。
例えば、ロックバンドを目指していたミュージシャンやプロレスラーなど、会社員ではない自由な職業に多く見られるものでした。
そもそも、ツーブロック等の流行によって刈り上げのイメージも変わりつつありますが、かつて刈り上げはモヒカン同様、奇抜・個性的とのイメージを持たれていましたが、その点もかつてのモビカンのイメージが残っているからこそです。
刈り上げよりもその演出
社会人にとってモヒカンは許されない。
このようなイメージの端緒として、刈り上げ部分よりもむしろ中央部分に残された髪の毛のアレンジにあります。
ただ刈り上げているだけであれば、アウトローなイメージはさほどついていなかったことでしょう。
しかし、先に挙げたミュージシャンやプロレスラーは、シンプルなモヒカンではなく、例えば、中央の部分の髪の毛を金髪にしたり逆立てたり、長く伸ばしたりなど、刈り上げとのコントラストをより鮮明なものにしていました。
そのイメージが強すぎるが故に、モヒカン＝エキセントリックなイメージが定着してしまっているのでしょう。
ソフトモヒカンが許されるお仕事
飲食業の店長
飲食店の店長であればソフトモヒカンも問題ないでしょう。
ただし、チェーン店の雇われ店長ではなくあくまでも自らが経営者を務めるお店の店長です。
飲食店の店長は、外見に関しては自由です。むしろ個性を演出した方が注目度が高まり、お店の宣伝になることもあります。
また、お客としても基本的には料理を楽しみにお店に足を運びますので、店主の外見はさほど気にしません。
但し、料理のテーマにもよります。高級感を売りにするお店の場合、顰蹙を買ってしまうケースもあるでしょう。
新進気鋭のIT系企業
いわゆるIT系企業で、かつまだまだ歴史が浅く、勢いのある所であればソフトモヒカンもOKの所があるでしょう。
もちろん全てのIT企業でOKではありませんが、新進気鋭のIT企業の中には、これまでの常識を気にしない、むしろこれまでの常識を打破するとの考えを持っている企業が少なくありません。
そのため、髪型はおろか副葬自由の会社もあります。
美容師
美容師であればソフトモヒカンを含め、どのような髪型・服装であっても自由です。
店長だけではなく、従業員として雇われている側であっても、ある程度お洒落が認められている職業になりますので、ソフトモヒカンがNGのケースはそうそうないでしょう。
むしろお洒落なソフトモヒカンであれば、お客が真似をしたがるかもしれません。
ソフトモヒカンがNGな職業
公務員
公務員は何かと批判されやすい職業です。
その原資が税金だからなのでしょう。
そのため、少しでも規範からそれるとクレームを受けてしまいますので、残念ながらソフトモヒカンであっても難しいことでしょう。
公務員の種類も様々ですが、教師、あるいは役所の受付など市民と触れ合う機会の多い公務員はソフトモヒカンどころか、カラーリングさえ難しいことでしょう。
会社員
一般的な会社員は難しいでしょう。
新進気鋭のIT企業は可能だとお伝えしましたが、むしろそれ以外の企業では、いくら自由な気風の会社だとしてもソフトモヒカンは少々厳しいでしょう。
「ソフトソフトモヒカン」程度であれば良いかもしれませんが、ソフトモヒカンは上の部分よりも後頭部まで軽くモヒカンとなっている点が少々エキセントリックなイメージを与えてしまいますので、ソフトモヒカンテイストを楽しみたいのであればツーブロックで代用しましょう。
コンサル・講師
いわゆる人に物を教えるお仕事もまた、ソフトモヒカンは難しいでしょう。
但し、メディアに出演して多大な知名度を獲得できれば話は別です。
ソフトモヒカンが個性として認知されるかもしれないからです。
しかし、一般論で考えると、ソフトモヒカンの頭をした人は敬遠したいと思う人が大多数を占めることでしょう。
まとめ
ソフトモヒカンは個性的な髪型ではありますが、現実的にどうしても少々主張・個性が強い髪型なので、職業によっては難しいでしょう。
それでもソフトモヒカンを楽しみたいのであれば、先にもお伝えしましたがツーブロックで上手く代用する形が無難です。
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