美容師が行うシャンプーのやり方|基礎手順~応用のコツまで解説!

シャンプーやトリートメントは毎日行う生活の一部ですが、毎日しているにもかかわらず

  • 上手に洗い切れていない
  • 気持ちよくない
  • 泡立ちが悪い
  • 皮脂や汚れが落ちきれない
  • せっかく洗うなら同時にヘアケアをしたい

などなど、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

毎日行うシャンプーだからこそ、美容師が行うやり方やコツを上手に取り入れることで頭皮を清潔に保ち、髪の毛にダメージを与えない洗髪を自分でお気軽に行うことができます。

美容師が行うシャンプーのやり方はどう違う?

美容室で行われているシャンプーは、洗いあがりもすっきりし、髪がまとまりやすくダメージを軽減した洗髪が行われています。
特別なシャンプーを使用したりヘッドスパメニューを行わなくてもコツさえ掴めば自宅でも簡単に行うことができるのです。

ポイント1:シャンプーをつける前が肝心

美容師が行うシャンプーの1番の要にもなっているのがシャンプー剤を使う前に行うブラッシングと予洗いです。
ブラッシングを行うことで髪に付着したホコリを落とし、髪のもつれなどをほどくことで水流が行き届きやすくなります。

その後ぬるま湯でしっかりと予洗いを行うことで髪の汚れの約8割は落ちるといわれているので、シャンプー前の準備はあなどれません。

シャンプーの使いすぎ、付ける範囲を意識

髪のニオイやベタつきが気になる人に特に多いのがシャンプーを必要以上にしようしたり、毛先までしっかりとシャンプーを付ける洗い方。

余分なシャンプーは頭皮に残りやすく、頭ニキビやニオイの原因にもなりかねません。
自分の髪の長さやボリュームに合わせてしっかりと適量を使用すれば髪や頭皮にも優しく、財布にも優しいのは嬉しいですよね!

能ある鷹は爪を隠して洗う

美容師さんのシャンプーは汚れやスタイリング剤をしっかりと洗い流しているにもかかわらず髪がきしみにくく洗いあがりの頭皮もスッキリするのには理由があります。

かゆい部分は爪を立ててガシガシと引っ掻くように洗いがちですが頭皮を気づ付けるため絶対にNG。シャンプーのやり方が上手な人は爪を立てずともしっかりと皮脂汚れを落としかゆい部分もやさしく丁寧に洗っているのです。

美容師流シャンプーの手順と応用・コツ

ここからは実際に美容師が行っているシャンプーのやり方を解説していきます。
一般的にやってしまいがちな間違った方法を見直し、毎日のシャンプーに役立ててみてください。

1.ブラッシング

先ほどのポイントにも出てきたように、ホコリや大きな汚れをブラッシングで落とし、髪のもつれをほぐします。

ここで注意したいのが、ワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使用した髪にはブラッシングを行うと逆効果になってしまうこと。
無理に櫛を通すとキューティクルが逆立ち髪のダメージにつながるので、スタイリングを使ってヘアセットをしている人はそのまま次のステップに進みましょう。

2.予洗い

予洗いは地肌を中心にぬるま湯を当て、髪の流れに沿ってシャワーを当てていきます。
髪全体が濡れたら予洗いをやめてしまう人がいますが、ここは1分~2分ほど時間を使って予洗いをしてみましょう。

お湯だけでも皮脂汚れは落ち、次に行うシャンプーの泡立ち具合が変わってきますよ!

3.シャンプー

シャンプーボトルからシャンプー液を自分の髪の長さを目安に手のひらに出します。
男性の場合、ショートからミディアムヘアくらいの長さであれば1プッシュから1.5プッシュもあれば十分に地肌や髪を洗うことができます。

スタイリング剤を使っている人も最初は1プッシュからはじめ、汚れが落ちきれない時は追加で半プッシュを使うように”追いシャンプー”の方法で洗ってみましょう。

シャンプーを髪に付けるときは手のひらで少し泡立てるのを癖付け、髪ではなく地肌を中心に洗っていきます。この時に爪を立てて洗うのではなく、指の腹全体を使って頭皮を洗う感覚を意識します。

4.すすぎ

頭皮をしっかり洗い終わったら、シャワーで十分にシャンプーを落とします。
シャンプーの泡が消えるとすすぎを終了してしまいがちですが、頭皮の付近には意外とシャンプー剤が残留しがちで、残したままにしておくとニオイの原因になるので気を付けましょう。

いつものすすぎ時間にプラス1、2分追加し、地肌を中心に髪の流れに沿ってシャワーを当ててしっかりとシャンプーを落とすように意識してみてください。

5.コンディショナー

コンディショナーもシャンプーで使用したほどの適量を取り、毛先を中心に添付していきます。地肌に直接付けると洗い残しの原因になりニオイやフケ、かゆみの原因となってしまうので、髪の中間から毛先にかけて添付しましょう。

コンディショナーはコーティングの役割なので、長く髪に付けておいてもそれほどダメージケアに影響しません。
濡れた髪はキューティクルが開いた状態で髪の栄養素が逃げやすいので、あまり時間を置かずに洗い流すことも大切です。

まとめ

シャンプーのやり方を美容師流にするだけで、フケやかゆみなどの頭皮トラブルや嫌なニオイの原因、髪のダメージケアに変化が現れます。
正しい知識を知り意識して実践することで自分でも簡単に美容室クオリティーのシャンプーを実践することができるのです。

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