家での散髪の4つのデメリットとは?

美容院や床屋に頼るのではなく、家で散髪している、あるいはしたいという人もいるのではないでしょうか。
家であれば当然お金はかかりません。
コストを考えると、「家での散髪」という選択肢を頼るのも分からない話ではありませんが、コストという大きなメリットだけではなく、いくつかのデメリットがあることも覚えておかなければなりません。

家での散髪のデメリット

後ろが見えない

基本的に人間は後頭部は自分の目で確かめることができません。
そのため、鏡越し、あるいはスマートフォンの映像越しなど工夫を凝らして散髪しなければなりませんが、鏡・映像越しの場合、実際とは逆になります。
そのため、自分の意図していない動きをしてしまうケースが珍しくありません。
散髪の際、もしもですが失敗してしまったら「元に戻そう」はできません。
髪が生えてくるまで待たなければなりませんが、後頭部の場合、そもそも「どのような失敗なのか」さえ、肉眼で見ることができない部分です。

基本的に技術が必要になる

こちらも大前提ですが、散髪は「髪を切れば良い」だけではないはずです。
お洒落を意識して髪を切る必要がありますので、技術が必要になります。
例えばですが、美容師としてのキャリアがあるという方であれば技術面に関してはデメリットにはならないでしょう。
しかし、現実的には多くの人にとって「不慣れな作業」なのではないでしょうか。
ある程度理想の髪型をイメージしていても、実際に散髪してみたら全然違う自分になってしまった…というケースもあるでしょう。
慣れてくればある程度自然な仕上がりになるかとは思いますが、それでも美容院や床屋のような「プロ」と同程度のクオリティに仕上げることは簡単ではありません。

後片付けをしなければならない

髪は切って終わりではありません。
自らで散髪した場合、掃除もまた、自らで行わなければなりません。
美容院や床屋であれば片付けのことなど一切気にする必要はありませんし、その後シャンプー等で清潔感も得られることでしょう。
しかし、自らで散髪を行った場合、片付けは自分自身で行うことになりますし、その後のシャンプー等もまた、自ら行う必要があります。
髪の毛は細かいものなので、風によって散布してしまうこともあります。
自分自身では「大丈夫だろう」と思っても、ふとした時に言えの思わぬ場所に髪の毛が残っていたり、あるいは住居地のゴミ処理の状況によっては、散髪した髪の毛をゴミを出せる日まで何日も自宅に置いておかなければならないケースもあります。

季節によっては「苦行」になる

髪の毛を切ると肌に張り付いてしまいます。
美容院や床屋であれば肌に張り付かないよう工夫してくれるのですが、自らの散髪となればさすがにそこまでは難しいでしょう。
ましてや夏場ともなればほんのりを汗をかいていることもありますので、切った髪の毛が汗ばんでいる肌に貼りつき、はたく程度ではなかなか髪の毛の掃除が行えないケースもあります。

まだまだある!自宅での散髪の注意点

自分自身のやる気の問題

家で自ら散髪するとなれば、自分自身のやる気の問題も無視できません。
美容院や床屋であれば足を運んで座っているだけで良いでしょう。
しかし、家での散髪は自ら行わなければなりません。
先に挙げたようなデメリットもありますので、次第に「お金はかからないけど面倒」と思ってしまうこともあるでしょう。
また、忙しい時には「またにしよう」「そのうち切ろう」となり、なかなか散髪にまで手が回らないというケースも珍しくありません。

時間帯も考慮しなければならない

先に、家での散髪は自らで掃除を行わなければならないとお伝えしました。
掃除機等を使うことになるとなれば環境次第では周囲に配慮しなければなりません。
夜中に家で散髪し、掃除機を使うことになるとします。翌日が休日であれば自分自身は良いでしょう。
しかし周囲にとっては騒音です。
そのため、結局は散髪できるタイミングは限られてしまいがちです。
床屋や美容院に行く時間がないから自宅でと思っても、結局自宅でも周囲に配慮すると休日、あるいは平日の早めの時間となれば、むしろ美容院や床屋に行った方が早いと考えるようになるでしょう。

あくまでも「切るだけ」

床屋や美容院であれば、髪の毛の質を考慮してくれたり、あるいは眉毛をカットしてくれたりと髪を切るだけではなく、他にも様々なサービスを展開してくれることでしょう。
しかし、家で自ら散髪する場合、あくまでも切るだけです。
頭皮に異常があるとか、眉毛を揃えたいといった場合、当然自らで気付き、対応しなければなりません。

まとめ

家での散髪はコストという点に於いては大きなメリットではありますが、一方では考慮しなければならない点も多々あります。
行えば行うほど、「美容院や床屋の方が楽」だと感じる人も珍しくないだけに、家で散髪をと考えている方は、コストだけではなくデメリット面もよく考えておきましょう。

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