最近増えているチェーン系床屋はオシャレメンズもOK?腕前や評判は?

1,000円カットに代表されるように、近年は床屋もチェーン店化が進んでいます。
安さという点ではとても魅力的なのですが、あくまでも「短く切る」であって、美容院のようにお洒落な髪形に仕上げてくれるのかという疑問があるお洒落メンズも多いのではないでしょうか。
費用を考えると、腕が良いのであれあれば一度くらいはと思うかもしれませんが、実際にチェーン系の床屋の「実力」に迫ってみましょう。

チェーン系床屋も様々

チェーン系の床屋も多種多様

一口にチェーン系の床屋と言ってもその営業スタイルは様々なので、腕前もまた、さまざまです。
それだけに、一概に「チェーン系の床屋は」とは断罪できない部分です。
例えば1,000円カットの場合、文字通り「切るだけ」です。
カラーリングには対応していません。
しかし、髪型に関しては担当スタッフ次第です。というのも、それなりに技術力の高いスタッフもいます。
もちろん逆に技術力の低さというよりも、あくまでも「髪を切る」くらいしかできないスタッフもいます。

カラーくらいならできるところも

カラーリングに対応しているチェーン系の床屋も登場しています。
持ち込みでのカラーリングによって多少コストを浮かせることもできるなどチェーン系の床屋もまた、様々なスタイルとなっています。
美容院ではなく、床屋にこだわりたい、あるいは美容院でも床屋でも良いのでとにかく安く済ませたいと考えている人にとっては、「それで十分」と映ることでしょう。
一方で、やはりそれなりにクオリティをと考えている人にとっては、少々物足りなさを覚えることでしょう。

あくまでも「床屋」の延長

勘違いしてはならないのは、チェーン系の「床屋」である点です。
決して美容院ではありませんので、髪の毛もあくまでも「切り揃える」がメインです。
美容院は「お洒落に」を目的に、様々な技術力を発揮してくれるのですが、床屋はあくまでも床屋です。
いくらチェーン系が増えてきているとはいえ、決して業態そのものが変わったわけではありません。
数が増え、印象に残るようになっただけで、あくまでも「床屋が増えている」である点は弁えておきましょう。

チェーン系床屋が増えている背景

1000円カットの大成功

チェーン系床屋が増えている背景に、やはり1,000円カットの成功を無視することはできません。
それまで床屋といえば、一般的には「古くから営業している個人経営店」がメインで、髪を切るだけではなく、髭剃り等までセットで行ってくれる、いわゆる「理髪店」という言葉がぴったりなものでした。
しかし、1,000円カットはまさに「切るだけ」。
シェービングやシャワーもありませんので、「水」を使う必要がなく、お客一人の拘束時間も短くなる、いわゆる「薄利多売」な高回転型のビジネスとして成功しました。
しかし、業界内的には「お客に選択肢を与える」という点が衝撃でした。
カット、シェービング、シャンプー等、すべてセットが当たり前だった時代から、お客に選んでもらう、あるいはそれぞれの業態に合わせて取捨選択してもらうなど、床屋の業態バリエーションが増えました。
これにより、様々なスタイルの床屋が登場することになります。

水を使わなければ狭い場所でも営業できる

床屋の営業で何よりのネックはやはり「水」でした。
髭剃り、或いはシャンプーの際、どうしても水を使うことになりますので、水道管の整備はもちろんですが洗面台のスペースまで用意しなければなりませんでした。
しかし、「切るだけ」であれば水道の設備が必要ありません。
それまで「水を使うとなると無理」だった立地も、切るだけであれば出店が可能になりました。
実際、1,000円カットはスーパーや駅の一角など、狭小地にテナント出店しているケースが珍しくありません。
そのため、これまでの常識では考えられないような場所での営業も可能になり出店が増えています。

低料金の需要が高まっている

美容院でお金を払ってお洒落になるよりも、安くて、それなりに整えてくれるだけで十分という需要の高まりも背景にあります。
美容院はカラーリングからパーマなど、なりたい自分になるべく様々な技術・サービスが用意されていますが、一方では床屋よりも高いです。
お洒落メンズであれば美容室の方が良いのは言うまでもありませんが、やはり金銭的な面も考慮しなければなりませんので、それらを踏まえると、「できれば安く」と考えるメンズがいるのも決して不思議ではありませんし、そのような需要により、チェーン系床屋の増加が考えられます。

まとめ

チェーン系床屋が増えている背景は、様々な理由がありますが、決して悪いものではありません。
取捨選択は自由ですので、自分自身がどうなりたいのかや、費用面を踏まえ、いろいろと考えてみると良いでしょう。
「髪の毛の手入れをしてくれるサービス」として考えると、選択肢が多いに越したことはないはずです。

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