【メンズの白髪染め】カラーの種類や染める方法

白髪が見えるとどうしても老た印象を与えてしまいます。目立ちすぎるとおじさんのレッテルをはられること間違いなし!
そんな白髪を上手く白髪染めで染めてあげていつまでも若くみられるようにしていきましょう。

白髪のメカニズムを知ろう!

白髪をきれいに染める前に少し前知識として白髪について知っておきましょう。
白髪のメカニズムを知ることで将来の白髪を予防することができます。

加齢

年齢と白髪は密接に関係します。
白髪は毛母細胞の中で作られるメラノサイトの活動が弱くなるため白髪になります。
加齢によってメラノサイトの活動が弱まれば白髪になりやすいのです。
また、遺伝も大きな影響を与えます。

睡眠不足

人の細胞は寝ている間に修復したり成長したりします。
常に寝不足気味な方は修復力や成長が鈍化し白髪になりやすいです。

ストレス

ストレスは自律神経に影響しそれは血流に関係します。
髪の毛は主に血液から栄養や酸素をもらい成長しますので、ストレス過多の方は血行が悪く髪の毛の成長を妨げ白髪が増える原因ともなってしまいます。

ダイエット

いきすぎたダイエットは体の栄養不足を引き起こします。
体はまず生命維持に必要な部分から栄養を送る性質があるため命に関わりのない髪の毛に栄養が行き届きにくくなります。
その影響で白髪が増えてしまう恐れがあります。

運動不足

慢性的に運動不足の方も血行が悪くなりやすいです。
そのため髪の毛への栄養が停滞し白髪が出やすくなります。

白髪染めの種類と染め方

白髪染めは主に5種類の染める薬液があります。それらの特徴と染め方をご説明します。

アルカリカラー

1剤と2剤を混ぜて使う最もポピュラーな白髪染めです。
1剤が染料となっており、2剤が過酸化水素になっています。

2剤の過酸化水素で髪の毛のキューティクルを開きそこへ1剤の染料が定着していくというメカニズムになっています。

デメリット

ジアミンという成分がアレルギー反応を起こしやすく、カラーをやるとしみやすい方はこれに反応している可能性が高いです。
しかし、アルカリカラーは髪の明るさの調整などどの染料よりもきれいに染めることができます。

染め方

1剤と2剤を混ぜて根本からベタ塗りで塗っていきます。
頭部全体をベタ塗りにしたら櫛でコーミングし全体に伸ばします。
ただし、市販のものは容量が少ないためきれいに染めようと思ったら2,3本必要になるかもしれません。

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアは酸性カラーといって髪の毛の表面をカラーでコーティングしていくものです。
アルカリカラーが苦手という方が使うことが多いです。

デメリット

間違っても頭皮をベタ塗りにしないようにしましょう。
マニキュアにはアルカリカラーとちがってシリコンが多く使われており頭部をベタ塗りにしてしまうと頭部に色が濃く残る上、最悪皮膚呼吸困難を起こしてしまい倒れてしまいます。
またマニキュアでは根本の白髪が少し残ってしまいます。
そして色落ちも激しいです。

染め方

櫛にマニキュアをのせてコーミングをするように塗布していきます。
マニキュアできれいに染めようと思ったらセルフでは難しいので美容院で頼んだほうが良いです。

ヘナ

ヘナカラーとはミソハギ科の植物から作られた植物性の染料のことをいいます。
アルカリカラーなど通常のカラー剤でしみやすい、アレルギーがでる方がヘナカラーをすることが多いです。

またヘナにはトリートメント効果があるため染めれば染めるほど髪の毛がサラサラになります。

デメリット

ヘナカラーすべてが100%植物性というわけではなく、ブラックやブラウン系の色には多少のジアミンが含まれます。
またヘナカラー自体に脱色作用がないため髪の毛を明るくすることができません。

そのため白髪の部分ともともと黒髪の部分との差が生じムラっぽく見えてしまいます。
また、ヘナの独特の香りがあります。

染め方

ヘナの粉に40度程度のお湯を入れてよく混ぜます。そして根本に乗せるように塗布していきます。塗布後は頭にラップを巻き40分程度放置します。美容院のように赤外線ローラーがあれば30分程度で染め上がります。

ヘアカラートリートメント

ヘアカラートリートメントとはその名の通りトリートメントに染料が含まれたものです。
髪の毛のダメージも殆どありませんし、アレルギー反応が出ることもあまりありません。

デメリット

染める力が弱いので数回繰り返していくうちに徐々に染まります。
ヘアマニキュアの非常に弱い版といっても良いでしょう。
またアルカリカラーなどで色味をチェンジする場合などその染料が髪の毛に残り上手く染まらないことが多いです。

染め方

シャンプー後に通常のトリートメントを塗布するのと同じように髪の毛全体に塗布します。
数分放置したら流します。
1回の染ではあまり染まりませんので回数こなす必要があります。

まとめ

セルフカラーで白髪を染める方も多いのですが、その分染め上がりにムラが出てしまうことも多く、またセルフカラーをしている人ほど髪の毛のダメージも大きいです。

しかし、白髪は2週間も放置していると意外と目立ってきます。
ですから、月に1度のペースくらいで美容院できれいに染めてもらい、その合間でセルフカラーをするのも良いでしょう。

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