「髪の量が多い」、「髪が多すぎて切ってもすぐに重くなる」、「セットしてもすぐに崩れてしまう」という悩みはありませんか?
髪が多すぎると、満足できるスタイルを維持するのは難しいでしょう。
そこで今回は、「髪が多すぎる」という悩みの原因、特徴や対処方法を解説します。
目次
髪が多すぎると感じる原因は?
髪が多すぎると感じる原因は、髪の量、傷み具合、髪質です。
単純に髪の量が多い人は量を減らしたり、傷んでいる人はケアをしっかりしたり、傷みが蓄積している部分を切ったりすれば問題はありません。
しかし、原因のひとつである髪質については工夫が必要です。
遺伝による髪質
髪が少ない人と多すぎる人の主な違いは、遺伝による髪質です。
髪の多い人は太くコシのある髪質、少ない人は細く猫のような髪質という傾向があります。
なお、年齢を重ねるにつれて様々な要因で髪の太さやカール感が変わってくることもあるため、ヘアスタイルやヘアケアは現在の状態に合わせることが大切です。
髪質の長所を活かすことが大切
髪質に関しては個人差があり、簡単に変えられるものではないため、しっかりとしたフォローが大切です。
くせ毛や太い髪は、コシがなくなりやすい髪質です。
くせ毛はパーマで作る方もいるほど魅力的なものであり、太い髪はカラーやパーマがしやすいというメリットがあるため、それぞれの長所を活かすことが大切です。
髪が少ない人と多すぎる人の本数の違い
髪の平均本数はおよそ10万本とさわれていますが、多すぎると感じる人は約15万本、少ない人は約6万本といわれます。
髪の多い人と少ない人では倍以上の差があり、特に男性は本数の差が大きい傾向にあります。
髪が多すぎると感じるときの対処法
「髪が多すぎる」と悩む方が、髪のボリュームを抑え、サラサラにするための対処方法を紹介します。
- ブラッシングは頭皮血流を促す
- アミノ酸系や植物性のシャンプーを選ぶ
- ヘアオイルやトリートメントを使用
- カールやくせ毛はヘアアイロンで抑える
- ヘアサロンで縮毛矯正やストレートパーマをかける
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ブラッシングで頭皮の血行促進
ブラッシングを行うと、以下のような効果を得られます。
- 頭皮の血行促進
- シャンプー前の汚れ落とし
- シャンプー時の摩擦を防ぐ
頭皮の血流を促進することで、髪まで十分に栄養が届くようになり、なめらかな髪になります。
ブラッシングは、最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れると数分でできるため、すぐに取り入れましょう。
シャンプーは天然由来やアミノ酸配合のものを使う
髪が多すぎる方がサラサラの髪にするためには、シャンプーにもこだわることをおすすめします。
界面活性剤が入っていないシャンプーを選ぶのが良いでしょう。
洗浄力の高いシャンプーには界面活性剤が含まれていることが多く、髪や頭皮のべたつき、油分を除去するためにキューティクルを傷つけてしまいます。
キューティクルを傷めないためには、弱酸性のアミノ酸系洗浄成分のシャンプーを選ぶことをおすすめします。
また、天然由来成分を使用したシャンプーやノンシリコンシャンプーは頭皮に優しく、髪が多すぎる方に適しています。
ヘアオイルやトリートメントを使用
髪が多すぎる方のヘアケアに欠かせないは、ヘアオイルやトリートメントです。
なかでも、ドライヤーで髪を乾燥させる前に使用する、洗い流さないタイプが1本くらいあると便利でしょう。
洗い流さないタイプの商品は、髪をドライヤーの熱から守るほか、キューティクル補修成分が配合されているものが多いです。
使用方法はシンプルで、タオルドライをした髪につけてドライヤーをかけるだけで、髪がサラサラになります。
ヘアサロンで縮毛矯正やストレートパーマをかける
毎日アイロンを使用するのは手間だと感じる方や、髪の熱によるダメージを防ぎたい方は、ヘアサロンで施術をしてもらうとよいでしょう。
ヘアサロンで縮毛矯正やストレートパーマをかけることで、自分での毎日のお手入れの負担を減らすことができます。
ただし、個人差はあるものの、効果の持続期間は3カ月~半年程度のため、毛量を抑えたいのであれば、定期的に施術を受ける必要があります。
縮毛矯正やストレートパーマの料金は、店舗ごとに違いがあるものの10,000円~15,000円が相場です。
施術を受けるとセルフケアの時間を短縮できる反面、髪を傷める原因にもなり、お金もかかります。
サラサラヘアを目指すなら、シャンプー後の自然乾燥を避け、ブラッシングで頭皮の血行を促進するなど、自宅でできることから力を入れてみましょう。
髪が多すぎる方のセルフカットは危険!ヘアサロンで相談しよう
一般的にはハサミを購入すれば髪の量を減らすことができるため、自分でカットした経験がある人もいるでしょう。
しかし、なるべく自分で髪をカットするのは避けましょう。
髪をカットするときは、ボリュームを減らしたいところ、動きをつけたいところによって、ハサミを入れる箇所が変わります。
抜きすぎると隙間ができて違和感がある髪型になり、ハゲて見えてしまいます。
また、直したとしても伸びるまでには時間がかかります。
髪を切るためだけにヘアサロンに行くのは手間がかかる、お金が無駄だと思うかもしれませんが、やはり定期的なメンテナンスの一環としてヘアサロンで髪を切ってもらうのが良いでしょう。