かつて「髪は女の命」と言われた時代もありましたが、メンズにとっても、特にオシャレを意識しているメンズにとっても髪の毛はとても大切なものなのではないでしょうか。
しかし、年齢と共にどうしても薄毛となっていくのが男の宿命。
多くの男性が年齢を重ねると共に薄毛対策を行うようになりますが、オシャレさを求めるのであれば短髪こそおすすめです。

短髪は薄毛対策になる

薄毛対策で考えるべきは頭皮

薄毛対策では、いくつかチェックすべき点があります。
まずは頭皮です。頭皮の不衛生・不健康は薄毛を促進させることになりますが、長髪、あるいはミディアムであっても髪の毛が長いと頭皮のケアが不十分になりがちです。
例えばシャンプーも、短髪であれば適量であっても頭皮を洗浄できます。
髪の毛が短いということは、頭皮を邪魔するものが少ないことを意味しますので、シャンプーの効果も高まることでしょう。
しかし、紙の毛が長いと髪の毛という「頭皮の防御」が多々あることになりますので、シャンプーも念入りに行わなければなりません。
また、髪の毛が長いとフケも溜まりやすいですし、結べるほど長髪であれば、髪の毛を結ぶ度に髪の毛を引っ張っている状態なので、頭皮に負担を与えていることになりますが、短髪であればその負担もありません。
このように、短髪にすることで頭皮への負担を軽減することが可能です。

見た目の問題もあります

「薄毛が進行する」と言っても進行具合は人それぞれです。
M字部分が目立つようになるタイプの男性もいれば、後退している、頭頂部が目立つ…。
薄毛の悩みも様々かと思いますが、どのようなタイプであれ、薄毛が進行してくると、薄毛の部分をカバーしようとするのが男性心理です。
後退が目立つようになれば前髪を下しておでこの広さを誤魔化したり、M字や頭頂部が目立つようになれば、M字部分を上手く隠すようスタイリングしたりしてしまいます。
しかし、髪の毛が生えている面積そのものが減少している以上、かえって「頑張って何とかしている感」が出てしまいます。
密度も薄くなっているので、それらの努力の甲斐虚しく、むしろスカスカな印象を与えてしまうケースも珍しくありませんが、思い切って短髪にしてしまった方が、密度の薄さをカバーできます。
髪の毛そのものが短いので、果たして薄毛によるものなのか、あるいは髪の毛が短いことによるものなのか、むしろ短髪の方が誤魔化しが効きますし、むしろオシャレ感の演出も不可能ではありません。

自分自身の気持ちの問題も

髪が長いと、どうしても気になる部分を隠そうとしてしまいますので、日常生活の様々なシチュエーションで「今大丈夫なのか」を意識してしまいがちです。
人と話している時も、「今相手から見えていないか」「髪形は乱れていないのか」という点ばかりを考えてしまうものですが、短髪にしてしまえば、「相手にどう見られているのか」を考える必要がなくなりますので、自分自身の気持ちも変わります。
隠す必要がなくなりますので、それまで我慢していたことや抑えていたことも気にする必要性がなくなります。

短髪にプラスして薄毛対策を！

シャンプーにこだわってみよう

短髪にするだけではなく、使っているシャンプーに拘ってみるのも良いでしょう。
例えばノンシンリコンのシャンプーにしてみることで、頭皮の影響は大きく異なります。
また、一口にノンシリコンのシャンプーと言っても脂性のメンズ向けのものから、乾燥肌のメンズ向けのものまで様々です。
頭皮はいわば髪の毛の土台になりますので、薄毛対策の基礎は頭皮の健康を意識することです。
そのためにも、頭皮に負担を与えない優しいシャンプーを使ってみるのが良いのではないでしょうか。
自分に合ったシャンプーを使うようになったことで、抜け毛が劇的に減ったという声は珍しくありません。

血行にこだわってみよう

頭皮環境と共にこだわりたいのが血行です。
髪の毛もまた、様々な栄養によって作られますが、栄養を運んでくれるのが血液です。
疲れが蓄積されて血行が悪化するということは、髪の毛の原材料が効率よく運ばれてこなくなることを意味します。
首肩周りが疲れているメンズは特に注意が必要です。
人間の体の構造的に、頭皮への血液は必ず首・肩を通ることになりますので、それらが疲れていると血行不良となり、抜け毛を促進させてしまいます。
疲れている時には自らストレッチを行ったり、時にはマッサージに通うなどして首肩周りの疲労を抜くことが、広い意味で抜け毛対策になります。

まとめ

薄毛はメンズにとっても大問題です。
それまでヘアアスタイルでオシャレを楽しんでいたメンズであれば、尚更薄毛のダメージは大きなものでしょう。
しかし、短髪にするだけでも薄毛対策と言っても良いほど様々なメリットがありますし、短髪にすることで新しいオシャレのスタイルを模索することもできますので、隠そうとするよりも、思い切って見せるべく短髪にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

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